世界遺産に登録されるには [世界遺産Q&A]
どうしたら世界遺産に登録されるのでしょう。
世界遺産に登録されるには、物件を保有する国が世界遺産条約の締結国になることが必要です。
<世界遺産リスト登録までの流れ>
■各国政府
1.世界遺産条約を締結する
2.国内の暫定リストを作成し、UNESCO世界遺産センターへ提出する。
3.暫定リストに記載された物件の中から条件が整ったものを、原則として1年につき各国1物件をUNESCO遺産センターに推薦する。
■UNESCO世界遺産センター
1.各国政府からの推薦書を受理する。
2.推薦された物件に関して、文化遺産についてはICOMOS(国際記念物遺跡会議)、自然遺産についてはIUCN(国際自然保護連合)の専門機関に、現地調査の実施を依頼する。
■UNESCO世界遺産センター
1.ICOMOSとIUCNの専門家が現地調査を実施し、物件の価値や保護・保存状態、今後の保全・保存管理計画などについて評価報告書を作成する。
2.UNESCO遺産センターに報告書を提出する。
■世界遺産委員会
1.ICOMOS、IUCNの報告に基づき、世界遺産リストへの登録の可否を決定する。
世界遺産に登録されるには、物件を保有する国が世界遺産条約の締結国になることが必要です。
<世界遺産リスト登録までの流れ>
■各国政府
1.世界遺産条約を締結する
2.国内の暫定リストを作成し、UNESCO世界遺産センターへ提出する。
3.暫定リストに記載された物件の中から条件が整ったものを、原則として1年につき各国1物件をUNESCO遺産センターに推薦する。
■UNESCO世界遺産センター
1.各国政府からの推薦書を受理する。
2.推薦された物件に関して、文化遺産についてはICOMOS(国際記念物遺跡会議)、自然遺産についてはIUCN(国際自然保護連合)の専門機関に、現地調査の実施を依頼する。
■UNESCO世界遺産センター
1.ICOMOSとIUCNの専門家が現地調査を実施し、物件の価値や保護・保存状態、今後の保全・保存管理計画などについて評価報告書を作成する。
2.UNESCO遺産センターに報告書を提出する。
■世界遺産委員会
1.ICOMOS、IUCNの報告に基づき、世界遺産リストへの登録の可否を決定する。
世界遺産の種類 [世界遺産Q&A]
世界遺産にはどんな種類があるんでしょう。
世界遺産(全981件 2013年11月現在)には3つの種類があり、有形の不動産が対象になっています。
①文化遺産(759件) 顕著な普遍的価値を有する記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など
②自然遺産(193件) 顕著な普遍的な価値を有する地形や地質、生態系、景観、絶滅の恐れがある動植物の生息・生息地などを含む地域
③複合遺産(29件) 文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている遺産