日本の世界遺産～姫路城～

◆姫路城◆

白壁の優美さが印象的な近世城郭を代表する名城

姫路城は、兵庫県姫路市の北側にある姫山と鷺山にまたがって築かれています。江戸時代初期に建てられた天守群などが現存し、1993年に法隆寺とともに日本発の世界遺産に登録されました。

国名　　　：日本
登録名称：姫路城
遺産区分：文化遺産
登録年　 ：1993年
登録基準：（ⅰ）、（ⅳ）




■豪壮を気品を兼ね備えた堅城

姫路城は、南北朝時代の1333年に播磨の守護職・赤松則村が櫓として築いたことが始まりとされている。

戦国時代には、黒田官兵衛が一時居城としていたが、1580年には羽柴秀吉が入城し、三層の天守閣を造り上げた。その当時のものとして、石垣に使う石集めに苦労していた秀吉に、焼もち売りの老婆が寄進した石臼「姥が石」が残っています。

1610年には池田輝政の手により現在の五層七階の大天守、三つの小天守を渡櫓で連結する連結式天守などが造られた。

1618年には本田忠政により、嫡子忠刻とその正室の千姫のために西の丸が整備され、現在の姫路城が完成しました。

タグ：姫路城 日本の世界遺産 世界遺産 羽柴秀吉 黒田官兵衛 池田輝政